普段から解熱鎮痛剤のお世話になっている人もいるでしょう。今の解熱鎮痛剤より自分に合った解熱鎮痛剤を探してみましょう。

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平熱の片頭痛で解熱鎮痛剤を使用すると体温が下がる?

平熱の片頭痛の時に解熱鎮痛剤を利用しても、体温が下がってしまうことはあまりありません。
その理由は、解熱鎮痛剤による解熱は、発熱によって通常の体温に上乗せされた分の体温を下げる効果があるものだからです。
熱を発生する場合は、プロスタグランジンが産出されますが、作用は平熱から1から2度の体温上昇を起こすことです。

解熱鎮痛剤は、このロスタグランジンの算出を抑えるため、それ以下に下がることはないのです。
これはロキプロフェンやアセトアミノフェンといった一般的に利用される頭痛薬に当てはまります。
したがって、市販薬の鎮痛剤を特に熱が出ていない症状の時に服用して、副作用で体温が下がってしまうといったことが起こることはあまりないです。
ただし、高熱時に利用して、体温が下がりすぎてしまうことはあるので、服用後は経過を観察する必要があります。

鎮痛剤を飲むときは、なるべく空腹時を避けるのが無難です。
食後にすぐに飲むのが良いでしょう。
また、長時間連続して服用するのはよくありません。
もし、飲んでいても改善しないようであれば服用をやめて、医療機関を受診したほうが良いです。

そして、風邪薬との同時服用もやめた方が良いです。
これは、成分が重複しているためです。
つまり、一度に多くの同一成分を服用することで、副作用が強く出るなどの弊害が起こります。
眠気を起こしやすい成分が入っている解熱鎮痛剤の場合は、運転や機械の作業をする前に飲むのは避けた方が良いです。
眠気が生じて事故になってしまう危険があります。

解熱鎮痛剤はあくまで一時的に症状を緩和させるものであって、根本的な原因に働きかけるものではない点も知っておいた方が良いでしょう。
飲みすぎによって胃に負担をかけてしまうなどの不利益も存在していますので、乱用は避けなければなりません。
また、インフルエンザなどの場合に利用すると、成分により好ましくない副作用が生じることもあります。
年齢や体格に応じて適している治療が異なるため、やはりこれも病院での診察を受けた方が良いです。

薬によっては体温が下がりすぎることもある

一般的に販売されている鎮痛剤の多くは頭痛生理痛に効くと謳っているものも多く、例えば生理による片頭痛には解熱鎮痛剤は問題なく使用できるといえます。
解熱剤と聞くと本当に使っても問題ないのかと、低体温症の方の多くは特に気になるのではないかと思われますが、事実問題はないと言い切れます。

生理での月経痛も実は熱があるときに分泌されるものと同じ、プロスタグランジンが子宮から過剰に産生されていることが原因で起こっています。
生理中や月経周期的に熱が出てしまう人がいるのが、このメカニズムによるものです。
よって過剰に分泌されているプロスタグランジンを抑える作用のある解熱鎮痛剤は、過度な解熱作用をもたらすことなく、安心して使うことができ、かつその効果にもかなり期待できるといえるでしょう。

平熱で使用できる解熱鎮痛剤がある一方で、中には条件によっては発熱中に使ってはいけない解熱剤というものも存在します。
その条件とは、ずばりインフルエンザです。
発熱すれば時として42℃にも及ぶインフルエンザは、熱だけではなく節々まで痛くなります。
症状として熱があって痛みもあるのにどうして使えない解熱鎮痛剤があるのでしょう。

実は解熱剤の成分の中にはジクロフェナクナトリウムやメフェナム酸が入っているものも存在します。
このジクロフェナクナトリウム又はメフェナム酸が、インフルエンザ脳症引き起こすメカニズムに関わっているのではないかという報告が近年され始めました。
特にジクロフェナクナトリウムが入った薬は高温だからといって多量に摂取すると、副作用として時に低体温を起こすほど熱を下げ過ぎることもあります。
素人判断での市販薬の服用は絶対にやめましょう。

インフルエンザ脳症と聞くと子供や赤ちゃんに多い話ですが、そんな子供に解熱鎮痛剤を使って問題ないのかと不安になります。
子供用に用意されている生理用の痛み止めは、用法用量さえきちんと守れば基本的に安心して使うことができます。
しかしインフルエンザ等のウイルス性の病気が疑われる場合には、やはり素人判断で薬を飲ませるのではなく、必ず病院で正しい処置・処方をしてもらうようにしましょう。